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2012年3月 4日 (日)

財政部分(3)~補足~

前回、各国比較をやったのですが日本は2009まででした。

このたび、付表7,8も含めて2010まで出ましたので、それを組み替えて日本の一般政府の部門別勘定を見てみようと思います。

また、基準改定で少し計数が変わっていますので、それも含めて20052010年までの比較という形でやってみようと思います。

まず、図は以下の通りです。

2

2_3   

基準改定があったとはいえ、あまり傾向に大きな違いはなく、収入も支出も少ないという感じです。また、一年延びたとしても、その傾向も変わらず、税収が回復し、支出も、雇用者報酬やその他の支出が主に減っていますが、それでも「純貸出(+)/純借入(-)」は結構大きなマイナスです。

社会保障費の伸びが例年に比べると小さく、一方で社会負担は増えていますので、こういったこともあって、「純貸出(+)/純借入(-)」のマイナス幅は、前年度比でみると少し縮小しています。

ただ、社会保障費の伸びが例年より小さかったのは、前年が失業給付などで社会保障費が増えていることの反動もありますので、今後、もっとすごい勢いで増えていくんでしょうか???

ただ、PIGS諸国と比べると、歳出も歳入も低い状況で、歳出の増加要因が社会保障費ということも明らかですから、冷静に考えると、即座に「日本はPIGSよりも問題だ!」という雰囲気でないような気もします。が、このまま、社会保障費等の増加に対する対応を示さない限り、「日本は問題だ!」とすぐ変わってもおかしくはないでしょうね。

とはいえ、それでもPIGS諸国よりは歳出割合も少ないので、問題は少ないような気がします。気になるのは、これで国債金利が上がりだしたときですが、そのような雰囲気に即座になるのかなぁ、という疑問もあります。何しろ、国民の大多数は銀行等に預金をしており、その預金でもって銀行等は、投資先が無いがゆえに国債を買いあさっているという状況ですから、金利が上がったら、みんな争って買ったりするんじゃないかという気すらします(笑)

というわけで、取り留めもなくなってきましたが、日本の22年度についてまで含めた比較表でした。

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