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2012年3月 8日 (木)

10-12月期2次QE(1)

本日2次QEを公表しました。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sokuhou/sokuhou_top.html

まず冒頭、今回は久々『やられた!』という感じのQEとなってしまいました。私の言い訳めいたことを聞かされても、誰もうれしくないと思いますが、31日の8:50分にHPで法季の設備投資の数字を見た瞬間に、頭の中が真っ白になったくらいです。。。

言い訳については追々書かせていただきますが、今回のQEで、1012月期の実質季節調整済前期比は▲0.2%で、1次QEから上方改定となりました。1次QEは▲0.6%でしたから、0.4%の上方改定です。

上方改定要因は、皆さんご存知の通り民間企業設備でして、これだけでほぼすべての改定をはじき出しています。幸か不幸か、今回は他の項目はほとんど変わらなかったので、この民間設備投資の改定がすべてGDPの動きに影響する形となっています。

1QEでも▲0.6%と比較的低かったので、上方改定といっても▲0.2%と符号が変わらなかったことが救いでしょうか。。。

内外需の寄与度でみても、内需0.5%、外需▲0.6%1次の内需0.1、外需▲0.6)ということで、いずれも符号は変わっていません。が、1次と比べてずいぶん内需が好調だったという印象になっています。完全に、「外需要因でのマイナス」という感じになっていますね。。。

内需が上方改定した要因は、完全に民間企業設備で、これは法季の反映がほぼすべてです。一方で、供給側の3か月目については、生動や特サビなどが反映されて改定されるのですが、こちらは下方改定に効いてくれました。特に外付けのソフトが下がってくれたのは不幸中の幸いでしょうか。

愚痴ばかりになってしまっても仕方ないので、一応最後に全ての項目の改定状況を見ますと

GDP ▲0.2% (1次 ▲0.6%)

民間最終消費支出 0.4% (1次 0.3%)

民間住宅 ▲0.7% (1次 ▲0.8%)

民間企業設備 4.8% (1次 1.9%)

民間在庫品増加(寄与度) (0.3) (1次 (0.3)

政府最終消費支出 0.4% (1次 0.3%)

公的固定資本形成 ▲2.2% (1次 ▲2.5%)

公的在庫品増加(寄与度) (0.0) (1次 (0.0)

輸出 ▲3.1% (1次 ▲3.1%)

輸入   1.0% (1次   1.0%)

という形になりました。

なお、他の項目も、上方改定になっているように見えるものもあるのですが、これはいずれも端数処理の関係で切り替わってしまったとかもともとウェートも小さいものばかりなので、全体にはほとんど影響はありません。ですから、今回は完全に『設備投資だけ』といっても過言でない感じでした。

個別項目の詳細については次回以降に。

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