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2012年3月10日 (土)

10-12月期2次QE(2)

はじめに、民需から見ていきましょう。

まずは、やっぱり民間企業設備投資から見ないといけないでしょうね。。。

こちらは、1QE1.9%から4.8%と3%近い上方改定です。これは、法人企業統計の設備投資が大幅なプラスでしたので、これを取り込んだ影響です。

4-6月期、7-9月期と1QEでプラスだったものが、法季が弱くて下方改定ということが続いていました。それも、どちらの期も法季を反映した結果符号が逆転してしまうという感じでした。

それが今回は一転して、法季が大幅増。。。

実際の法季の動きを見てみると、ソフトウェアを除いた全産業については、前年同期比では

201010-12月 4.8

20111-3月  3.4

4-6月    ▲8.2

7-9月    ▲11.0

10-12月    4.9

という感じです。1-3月期、4-6月期(といっても前半だけだと思いますが)は供給制約などの問題もあったでしょうから、設備投資が落ち込むのはよくわかりますが、7-9月期でさらに落ちて、10-12月期で急回復というのは、何となくよくわからない動きですね。ただ、企業に聞いた結果がそうだというのですから、実際に設備投資をしたのでしょうね。

新聞報道などを見ると、建設業や自動車製造業の設備投資やコンビニなどの出店などが増えているということでしたので、全般的な動きということなのでしょうか。(それにしても、7-9月期以降の設備投資がすべて10-12月に入ってしまっているような感じもしますね。)

一方で、供給側の統計については、生動と特サビの3か月目がはいるのですが、こちらはいずれも下方改定でした。が、いかんせん、法季の上方改定幅が大きすぎました。。。

前回までは、「生動と法季の動きが逆方向なのは困る」と書いていたのですが、今回は、「同じ方向でも、ここまで水準が違うと困る」という感じです。

続けて法季関係の在庫も書いてしまいましょう。

在庫については、珍しくARIMA予測が当たり、ほとんど変わりませんでした。こちらは、リーマンショック以後の予測精度の低さから大分改善してきたという印象です。

それ以外の民需についてはまた次回。

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