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2012年2月13日 (月)

10-12月期1次QE(1)

本日1次QEを公表しました。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sokuhou/sokuhou_top.html

10-12月期の実質季節調整済前期比は▲0.6%4-6月期以来、再びマイナスに逆戻りしてしまいました。7-9月期は1.7%と高い水準ですので、その反動もあるのかもしれませんが、要因は後述しますが、ほとんど外需です。

外需については、輸出の減と、輸入の増がどちらも効いていますが、輸出の減の影響の方が大きかったです。やはり、欧州危機などが影響しているのでしょうか。

一方で、内需は0.1%とプラスでしたので、今回のマイナス成長は、本当に外需要因という感じです。4-6月期と同じような構図ですね。。。

内需の内訳をみると、民間企業設備が1.9%、民間最終消費支出が0.3%となっていまして、一方で民間在庫品増加が寄与度で▲0.3%でした。こういったものが相殺して、民需では少しプラスでした。

公需は、政府最終消費支出は0.3%とプラスながらも、公的固定資本形成が▲2.5%とマイナスとなり、公需はマイナスです。

これを合わせて、内需は0.1%とプラスになりました。

そして、今回のマイナスの主要因である、外需の内訳は、輸出が▲3.1%(寄与度▲0.5%)、輸入が1.0%(寄与度▲0.2%)という形でして、合計して外需は▲0.6%という形でした。

GDPデフレーターは前期比で▲0.2%とマイナスです。一方で前年同期比では、▲1.6%と、7-9月期の▲2.1%よりは減少幅を縮小しています。これは輸入デフレーターの上昇幅が縮小していることが効いているのですが、これ以外にも、民間消費でテレビなど価格下落の激しい耐久財が落ち込んでいることも影響しています。(さらに言うと、前年の10-12月期に、テレビの駆け込み需要があった関係で、『前年10-12月期のデフレーター』が相対的に低いため、前年同期比でみると高めに見えてしまうということもあるかもしれません。)

外需要因によるマイナスというのは予想通りだったようで、あまり大きな反響は出ていないようですね。あとは、いつものことですが、法人企業統計の結果が出るのを待つばかりという感じです。。。

詳細については、次回以降に。

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