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2012年1月22日 (日)

一般政府の勘定表(3)

ギリシア以外のPIGSです。

まずは、P、ポルトガルからです

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こちらも、ギリシャに負けず劣らずですね。支出規模は、ギリシャとほぼ同じくらいですが、収入はギリシャより少し良いくらいでしょうか。ドイツと比べるとまったく少ないですね。また、雇用者報酬が多く、社会保障費が少ないという構造もギリシャに似ています。

ただ、税収はドイツと同じくらいあるのが見て取れます。ただ、社会負担がドイツと比べて少ないですね。

税収がある分、ギリシャより少しましという感じでしょうか。

また、ドイツにも言えることですが、2009年から、いきなり支出が増えていますよね。これは、リーマンショックの後の景気対策ということなのでしょうね。

続いて、I、イタリアです。

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こちらは、ポルトガル、ギリシャほどISバランスは悪くないですね。よくよく見てみると、収入が前の2国と比べて相当あります。これは、ドイツよりも多いくらいです。

内訳をみても、税収が多いことがよく分かります。一方で、社会負担はドイツほどではありませんが、ポルトガル、ギリシャよりはあります。

では、なぜイタリアも財政が悪いのかとみると、こちらは支出がギリシャよりも圧倒的に多いですね。常に50%程度、これが財政悪化の主要因でしょう。

内訳をみると、ギリシャと同じく雇用者報酬が多く、社会保障費も少ないのですが、その他の支出というのが意外に多いのが気になります。この中身を見てみると、中間投入(物件費など)が多いのですが、政府自らが払っている税金が意外に多いことが分かります。自ら税金をかけて、収入と支出を膨らませているという、なんだかよく分からない感じですね(笑)

また債務残高もポルトガルより多いことから、財産所得の支払い(含む利払い費)が多いこともわかります。

では、もう一つのスペインについてはまた次回。

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