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2012年1月24日 (火)

一般政府の勘定表(4)

PIGSの最後のS、スペインです。

この国は、初めの債務残高ではそれほどひどくなかったのですが、フローではどうなのでしょうか?

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スペインについては、驚異的なことに、2007年以前はISバランスがプラスですね。

これは、収入も40%程度なのですが、支出も40%未満と少ないからでしょうか。スペインについては、政府の支出が少ない代わりに、政府の収入(負担)も少ないということなのかと思われます。

ただ、スペインについては、2008年以降の税収の減が気になります。この年を気に、税収が数%少なくなり、一方で、支出が徐々に増えています。といっても、20082009年はリーマンショックの影響かもしれませんから、気になるのは税収の落ち込みでしょうか。

(この年、スペインは選挙があったようで、政権は変わらないものの、連立内閣となることを余儀なく慣れているようなので、減税でもしたのでしょうか?誰か教えていただけると助かります。。。)

スペインについては、この近年の財政バランスの悪化傾向が気になるくらいで、他のPIGS諸国よりも全然マシという気がします。

では、比較のため、最近格下げされたフランスについても見てみましょう。

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こちらは、収入も多いですが、支出がそれに輪をかけて多いですね。内容も、社会保障費も多いですが、雇用者報酬も多く、補助金なども非常に多いです。その他の支出については、こちらはイタリアと違って、純粋な中間投入(物件費)などです。

収入は、税収も社会負担もいずれも多いです。ただ、見ていると、公務員への支払いも、企業や家計などへの補助金も、社会保障も、物件費も、あらゆるものを多く使っている、非常に政府が大きな国という感じがします。

ただ、PIGSPIGよりはマシですが、スペインよりも良いという感じはしませんね。

では、次回は、気分を変えて、非EURO地域の諸国を見てみようと思います。

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