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2011年12月12日 (月)

7-9月期2次QE(3)

引き続き民需です。

民間在庫品増加については、これは、0.2%から0.3%に上方改定になりました。仕掛品と原材料在庫について、1次のARIAM予測と比較して、仕掛品在庫は上方改定になりました。一方で、原材料在庫は下方改定だったのですが、それ以外にも、製品在庫も流通在庫も基礎統計の確報(IIPと商業販売統計)の反映があり、それが上方改定に効きましたので、全体として上方改定になっています。

民間住宅は、1QE5.0%から5.2%へとわずかに上方改定となりました。これらを総合して、民間需要は1.4%から1.1%へ下方改定となりました。

続いて公需です。

公的固定資本形成は、▲2.8%から▲1.0%へと上方改定になりました。これは、建設総合統計の3か月目を反映したことが影響しています。

公的固定資本形成については、特に17年基準改定の反映に当たって、特徴的な処理をしているので、それについてはまた追って書いてみようと思います。ただ、足元の上方改定は、この建設総合統計の9月分の反映というのが大きいようです。

そして、政府最終消費支出は、0.4%から0.2%へとわずかに下方改定になりました。これは22年度確報を反映したことが主に影響しているのですが、22年度確報では17年基準改定と基準が変わっており、その際、固定資本減耗の推計方法を変更しています。これにより、足元の減耗の伸びが相当押さえられており、1QEと比較して足元の伸び率が下がっています。

こういったことが影響して、政府最終消費支出はわずかに下方改定でした。

これらを合わせて公需は、▲0.1%から0.0%へとわずかに上方改定でした。

そして、民需と公需を合わせた内需は、1.0%から0.8%へと下方改定になっています。

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官僚は激務というイメージがありますが、統計に関わる方々はどれくらいの仕事量なのでしょうか(深夜までやることも?)。発表時に忙しくなるという季節労働者のような感じでしょうか。

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