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2011年9月26日 (月)

付表6などの質問についての回答

目的別勘定などをみると(中略)、かなり使えそうな気がするのですが、財務省のデータとの整合性がどうなっているのか、そもそもどのように見ればよいのか、がよくわからないのが問題ですね。日銀のデータだと、テキストや資料が充実しているようにおもいますが、政府系の統計は解説が不十分のように感じます。

とのご指摘でした。。。

日銀のデータだとテキストや資料が充実しているということですね。確かにそういうところもあって、私が思うに、見ておられる方からすると、数字の羅列だけでなく、その数字を分析し、分析を踏まえて解説したようなものが欲しいということなのだと思うのですが、そういった分析や判断などについて、政府の統計はあまり充実していないという印象は確かにあります。

政府の統計だと、私が疑問に思って質問しても、「上がってきた回答を、手順に従って集計しているだけなので、これ以上はわかりません」とか回答されることもあり、一方で、日銀だと、「調べてみるので少し時間をください」といって、きちんと回答するように努力はしてくれます。(それでも、十分わからないこともあるのですが(笑))

政府の統計についていうと、統計メーカーと当該計数の分析、判断を行う人が分かれているというのも多いような気がしており、その影響もあるのかもしれません。(といっても、日銀も同じはずですから、悲しいことに、そもそも、政府の統計メーカーにそこまでの余裕も能力もないという現状が問題なのかもしれません。。。)

これについては、もともと、日銀と政府の統計部署では意識が違うのかもしれないと思うとともに、日銀の意識が高くなる取組として一つ感じるのは、日銀の場合、統計メーカーが、公式発表よりはもう少しラフな感じで、個人の名前でレポートを書いていたりしているようです。例えば、BOPだと、こんな感じです。

http://www.boj.or.jp/intl_finance/r_menu_ron/index.htm/

これって、統計メーカーが、公表計数を見る人の立場から考えるいい機会になると思いますし、そもそも、統計メーカーのスキル向上としても意味がある取り組みだと思います。政府の統計でもこういったことをやると良いのは確かなのですが、日銀と政府の場合、日銀の方が圧倒的に人の母数が多い(裾野が広い)というのがあり、その多い母数から統計への適任者を集められるという強みがあり、こういったレポートを書く能力がある人も育つんだと思うのです。その意味で、政府の統計については、人員的にもうまく言っていないなぁと思うことが多々あります。

半分愚痴になってしまいましたが、「そもそもどのように見れば良いのかよく分からない」、というご指摘については、いろいろ反省とともに思うところもあるので、次回以降、付表6の解説と合わせて書いてみたいと思います。

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