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2011年8月18日 (木)

4-6月期1次QE(3)

続いて内需です。

民間最終消費支出については、実質季節調整済前期比は▲0.1%でした。寄与度では▲0.0%でした。

民間最終消費支出については、一点ふれなければいけないことがありまして、名目季節調整済前期比は▲0.6%と実質に比べ大きな落ち込みとなりました。

この原因は、大きく2つありまして、品目で言うと、「野菜」と「パソコン」及び「テレビ」です。

野菜価格は農業物価指数などでみると、トマトなどの果菜系、キャベツなどの葉っぱ系など、多くの品目で価格が大きく下落しています。ですので、名目ではそれほど高くないように見えても、実質では大きなプラス要因だったりします。

そして、もう一つは、今季、「パソコン」や「テレビ」がものすごく伸びているのです。ご存知のとおり、このあたりの財は、CPIがヘドニックを採用していることからもわかるとおり、品質改善が激しく、価格下落が恐ろしく進む品目です。こういった品目が伸びるときは、デフレーターが大きく下落します。

というわけで、名実の差が大きくなる(デフレーターが下落する)ということになりました。

引き続き、消費の4形態別を見てみると、

耐久財   6.1%

半耐久財  3.8%

非耐久財 ▲2.4%

サービス ▲0.4%

という形で、耐久財、半耐久財は伸びたものの、非耐久財、サービスがマイナスという形で、トータルでマイナスという形です。

具体的な品目でみると、最も落ち込んでいたのは電気料金です。続いて自動車、以下、たばこ、パン及び穀物(カップめんなど)の順です。自動車、たばこは、工場の被災で商品不足になってましたからなんとくなく納得できますし、パン及び穀物は前期の反動でしょうか。。。そして、電気料金は言うまでもなく、という感じです。

一方、プラス要因は、パソコン、テレビ、スポーツ観戦料などのレクレーションサービス、衣服、野菜といった感じです。このうち、レクレーションサービスは前期の反動という感じがします。

耐久財は、プラス品目とマイナス品目が混在していますが、自動車とパソコン、テレビでは、価格の下落状況が違います。するとどうなるかというと、「実質」は6.1%なのに、「名目」では0.3%となってしまいます。。。

というところで、消費まででした。

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