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2011年7月17日 (日)

リセット効果(2)

最近、CPICGPIなどについて調べることがあり、その際、これらのデフレーター関係の専門家の間では「リセット効果」というものがあり、それが大々的に語られ、また、分析されていることを知りました。

恥ずかしながら、私は「リセット効果」というものを聞いたこともなかったので、なんなのかわからず悩んでしまいました。

いろいろ考えた挙句、私なりの整理ができましたので、ここに書いてみようかと。。。

(あくまで、私が理解しやすいように整理したというだけなので、間違っているかもしれません。その時は、是非ご指摘ください。)

まず、リセット効果の解説から。

良い解説がCPIHPに書いてあります。

http://www.stat.go.jp/data/cpi/4-1.htm#Q27

指数の「リセットによる影響」とは、基準改定の際に、品目別指数が100に戻ることにより、 ウエイトに大きな変化がなかったとしても寄与度が変化する効果のことです。 寄与度の算式(下式)の分子に含まれる「前期の品目Aの指数」が主として変化することから生じます。

1

ということです。

私の書いた解説文ではないのですが、恐縮ながら、私が勝手に「さらに解説」させていただきます(笑)

要は、「前期の品目Aの指数」というやつが、パソコンとかテレビとかの耐久財だったとします。これらの指数って、ヘドニックを採用していますので、基準年から5年もたつと、恐ろしく小さい数字になっています。

具体的に見てみますと、2011年の4月分では、パソコン(デスクトップ型)は14.5、パソコン(ノート型)は10.0、テレビ(薄型)は15.5となっています。

つまり、基準年から離れれば離れるほど、これらの品目の動きが全体の指数(たとえばCPIの総合など)に与える寄与度が小さくなるわけです。

一方で、基準改定で、基準年が近くなると、パソコンとかテレビの指数はもう少し大きな数字になります。したがって、これらの品目の動きが全体の指数(たとえばCPIの総合など)に与える寄与度が、また大きくなるわけです。

これがリセット効果と称するものなのだそうです。

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