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2011年7月 3日 (日)

回答

あと2つほどコメントをいただいていたので順に回答を。

GDP統計において確報値(GDPおよびその構成要素である消費・政府支出等)において、季節調整済みデータは公表していますか?QEは公表していることがすぐにわかるのですが。お忙しいとはおもいますが、取得できる場合、どこで取得できるかか教えていただければうれしいです。

季節調整系列はQEでしか公表していません。ただ、QEにおける公表系列でも、確々報以前の期間は原則として年報と同じ係数になっています。

 ※少し補足として、QEの推計に使っている基礎統計(生産動態統計など)が遡及改定する場合、当然QEでもそれを反映するのですが、その反映期間を確報年まで(今であれば2009年(平成21年)まで)としてます。したがって、確報期間まではQEでも改定がありえます。一方で連鎖実質については、各四半期の合計値が暦年値と一致するよう、比例デントン法をかけているのですが、その期間が確々報の期間までとしていますので、実質の四半期については、確々報の期間までずれることがあります。

ちなみに、QEと年報では当然期間が異なってきます。季節調整は、長い期間でかけた場合と、短い期間でかけた場合では異なってきますし、ある程度長い期間で季節調整をかけたほうが安定するので、年報で季節調整というより、QEで季節調整ということになるのではないかと思います。

つづいて、

SNAについては、いちどきちんと勉強したいですね。やはり、大学の講義を受けたいのですが(講師とディスカッションもできますし)、社会人だと受けやすい講座はないようです。。

ありがとうございます。SNAに興味を持っていただき非常にうれしいです。

大学の講義ということだと、確かに微妙ですね。社会人に限らず、学生さん対象でも、SNAについて専門的に教えてくれる講義って、非常に少ないのではないかと思います。実は、統計メーカーの立場から見ても、分野が専門的過ぎて、当該分野の専門家という先生になると、非常に限られた人となってしまうという悩みはあります。

ただ、これは日本に限った話でもないようで、SNAはマニアックというか、ニッチな分野なので、各国とも、学者の人と、統計メーカーの間の壁が薄い、というか学者の人が自ら推計担当者として活動するというようなケースが多いようです。そして、その成果を学術分野で発表するにしても、その国だけではマニアックすぎるので、他国の同じような立場にいる人たちの間で議論しあうというような感じになっているようです。

と、本題に戻って、専門の先生はそれほど多くないので、その先生のいる大学をメインに講座などを探してみてはいかがでしょうか?

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