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2011年5月 8日 (日)

四重記入(2)

前回は、複式記入について書いてみました。ただ、SNAは複式記入ではなく、四重記入と言われます。何か大きな違いがあるかというと、実はたいした話ではなく、「企業会計は一つの企業(又は連結企業)をとらえればいいのですが、SNAは一国全体をとらえようとするので、何かの取引があるときに、モノの売り手と買い手の両者を記入することになるので、複式×2で四重記入になる」というだけのことです。

例を挙げてみましょう。

前回の例を少し拡充して、私が、現金を10万円持っており、5万円で、パソコンを買ったところは同じですが、そのパソコンをヤマダ電機で買ったとします。ヤマダ電機は他にもいっぱい持っているとは思うのですが、パソコンはこの5万円のパソコン10台だけ持っていたものとしましょう。

このとき、どういう記述になるかというと、

1

となります。つまり、4つの記入がありますから、四重記入になります。

ちなみに、今の例で、

2_2 

の点線部分は、実際の現金やパソコンの『動き』を示しています。これが、SNAのフロー編の部分になります。

一方、

3_3   

の点線部分は、期末の実際の現金やパソコンの『資産量』を示しています。これが、SNAのストック編(特に、期末貸借対照表)の部分になります。

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