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2011年5月12日 (木)

四重記入(5)

少し、移転に話がそれすぎましたが、それでは、最後に現物移転、又は現金による移転があった場合の計上方法をそれぞれ見てみましょう。

はじめの例に戻って、5万円のパソコンで考えてみます。まず、ヤマダ電機が、奇特にも私にただでパソコンをくれたとした場合を考えてみましょう。(笑)

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となりまして、見事に四重記入になります。

一方で、現金による移転にしましょう。今度は、もっと奇特にも、ヤマダ電機が5万円の現金を私にくれ、そのお金でヤマダ電機から5万円のパソコンを買ったものとしましょう。

この場合、実は、四重記入が2つ記録され、まず、現金の移転として、

2

となります。この後に、実際のパソコンの購入が記録され、

3

となるわけです。

※ 最後に一点だけ注意を。今回の例では、私の期末ストックとして、パソコンが計上されています。パソコンは、耐用年数が1年以上であれば、概念上は「固定資産」として計上されますが、家計が「固定資産」を持つことはSNAではありません。例え耐久財であったとしても、家計が購入した場合はその期で消費し尽くしてしまうことになっています。

  ただし、家計でも個人企業については、「固定資産」の計上はされますので、今回の例で記した「私」は、「個人企業」であるとでも思っていてくだされば幸いです。

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