« 政府サービス生産者 | トップページ | 連鎖統合における比例デントン »

2011年4月 9日 (土)

政府サービス生産者(2)

前回は、付表2を見ながら、生産活動している「産業」、「政府サービス生産者」、「対家計民間非営利サービス生産者」の3つの主体があるというところまで整理してきました。「政府サービス生産者」と「対家計民間非営利サービス生産者」は同じようなものなので、まずは、「政府サービス生産者」に集中して整理してみます。

今日は、この「産業」と「政府サービス生産者」の違いについてです。

「産業」は、皆さんが普通に想像される、メーカーや銀行などの会社のことだと考えていただいて良いと思います。(個人事業主も入りますが。。。)一方で、政府も、財やサービスを販売したりはしていませんが、警察とか学校教育とか、ちゃんと政府としてのサービスを生産しています。実際にお金のやり取りは無いので気づかないのですが、これらのサービスを生み出して、しかも、それが一国全体でみれば、何かの役に立っている(はず)と思います。。。

こういった政府が生産している、警察とか学校教育とかのサービスを「政府サービス」と呼んでおりまして、また、これらを生産している主体としての政府を、生産者の立場からは「政府サービス生産者」と呼んでいます。

(政府サービス生産者については、こちらに詳しく書いてあります。http://taro-sna.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-7e7e.html

「対家計民間非営利サービス生産者」については、この生産の主体が、「政府」ではなく、「対家計民間非営利団体」になっただけで、この中には、社会福祉法人、私立学校、NPOなどの非営利活動による生産が含まれるわけです。

ここまで来るともうお分かりかと思いますが、

「1.(10)」のサービスは、普通の株式会社などの「産業」のなかで、サービス業を行っている業種の産出やGDPなどが出ているということです。

「2.(2)」のサービスは、政府が算出したものの中で、「サービス業」に分類されるものになります。生産者としての政府である政府サービス生産者は「電気・ガス・水道業」と「サービス業」と「公務」の3つに分かれます。そして、「電気・ガス・水道業」は文字通りでして、政府が行った下水道や廃棄物処理の業務の産出を、「サービス業」は教育や学術研究機関の業務の産出を、それ以外の業務(一番想像しやすい典型的な公務員の仕事かと思います)の産出は「公務」、という具合に分かれています。

最後に「3.」は「(1)」しかなくて、対家計民間非営利団体の産出は、すべてサービス業に整理しています。

というわけで、3つ「サービス業」が出てきていますが、それぞれ、(民間の)「産業」、(政府の)「政府サービス生産者」、「対家計民間非営利サービス生産者」の内訳のうちのサービス業であって、別物であるということがお分かりいただけたのではないかと。。。

« 政府サービス生産者 | トップページ | 連鎖統合における比例デントン »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/559179/51345165

この記事へのトラックバック一覧です: 政府サービス生産者(2):

« 政府サービス生産者 | トップページ | 連鎖統合における比例デントン »

無料ブログはココログ
2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31