« 連鎖統合における比例デントン(2) | トップページ | 連鎖統合における比例デントン(4) »

2011年4月17日 (日)

連鎖統合における比例デントン(3)

前回は、四半期重複した四半期値は、合計が暦年値に一致しなくなると書きました。強引にt暦年の水準を調整しているわけですから、これは当たり前の話です。ですが、これでは困ります。そこで、どのように調整しているかというと、タイトルに出てくる、「比例デントン法」を用いて、調整しているのです。

比例デントン法とは、t年の暦年実質値は、

 1

ですが、これと、四半期重複した四半期実質値を用いて、前期との動きを可能な限り保存したまま、四半期の合計が暦年値と一致するように調整するものです。

具体的な計算式は、どこかでご覧いただいたことがあるかと思うのですが、

2

 3

となります。ここで、4 は補助系列のことで、具体的には、四半期重複法による連鎖の四半期値である、

 5

を用います。ただ、意図的に4_2と書いたのは、ここでのtは各期が連続(つまり2暦年の第1四半期はt=5ということ)するように書いているということをご注意ください。

そして、8 は暦年値のことで、具体的には、連鎖の暦年値である

 7

です。これらを用いて、比例デントン法を用いることで、

 ①基準年が変わることの断層を解消する

 ②四半期の合計と暦年値が一致する

という性質を確保しているわけです。

さて長々と書かせていただきましたが、現状このようなことをやっているのというのが、今回の話の前提となります。

« 連鎖統合における比例デントン(2) | トップページ | 連鎖統合における比例デントン(4) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/559179/51410934

この記事へのトラックバック一覧です: 連鎖統合における比例デントン(3):

« 連鎖統合における比例デントン(2) | トップページ | 連鎖統合における比例デントン(4) »

無料ブログはココログ
2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31