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2011年3月11日 (金)

10-12月期2次QE(1)

本日2次QEを公表しました。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html#qe

1012月期2次QEの実質季節調整済前期比は▲0.3%で、1次QEとほとんど変わりませんでした。ただ、コンマ2桁のところでわずかに下がっていますので、わずかな下方改定です。当然、5四半期ぶりマイナスということも変わりません。

内外需も、内需▲0.2%、外需▲0.1%と変わりなく、内外需ともにマイナスなのは、2009年の13月期、つまり、リーマンショック以来というのも変わりありません。

今回は、個別項目でみてもそれほど動きはなかったのですが、念のため見てみますと、下方改定となった主な項目は、民間企業設備、民間最終消費支出で、逆に上方改定になったのは、民間在庫品増加、政府最終消費支出、公的固定資本形成です。

個別の話は追ってということにして、まずは、全ての項目を見てみますと、

GDP ▲0.3% (1次 ▲0.3%)

民間最終消費支出 ▲0.8% (1次 ▲0.7%)

民間住宅 2.9% (1次 3.0%)

民間企業設備 0.9% (1次 0.5%)

民間在庫品増加(寄与度) (0.3) (1次 (0.2)

政府最終消費支出 0.3% (1次 0.2%)

公的固定資本形成 ▲5.6% (1次 ▲5.8%)

公的在庫品増加(寄与度) (0.0) (1次 (0.0)

輸出 ▲0.8% (1次 ▲0.7%)

輸入 ▲0.1% (1次 ▲0.1%)

という形です。

概略を言うと、民間企業設備と民間在庫品増加は、法人企業統計を反映したという面もあるのですが、今回は、それ以外の基礎統計の反映の影響も大きかったという印象です。

2次QEというと、「法人企業統計」という印象が強いのですが、実は、ほかの基礎統計も改定されたり、追加されたりします。例えば、生産動態統計や特定サービス産業動態統計の3か月目(今回でいうと12月分)が入ったり、IIP、商業販売統計や家計消費状況調査の3か月目が確報化されたりします。実は、2次QEの改定要因の中にはそちらの影響もそこそこあるのです。

今回は、法人企業統計の影響が(私の主観になってしまいますが)小幅だったこともあり、それ以外の影響が目立ってしまう感じになりました。ただ、(これも私の主観になってしまいますが)全体としては、動きは小幅だったのではないかと。。。

この辺の感覚は、やっぱり、民間エコノミストの方々にお伺いしてみないとわからないところです。

総論はこれくらいでして、個別については、次回以降に追って書いていきます。

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