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2011年2月 4日 (金)

CPIとGDPデフレーター(2)

引き続き、

http://www.stat.go.jp/data/cpi/4-1.htm#Q07

を参考にして。

「消費者物価指数はラスパイレス算式、GDPデフレーターはパーシェ算式を採用しています。」ということですが、算式が違うのも大きな違いです。

この2つの違いについては、以前書いたことがあるかと思いますが、ラスパイレスは上方バイアスがあり、パーシェは下方バイアスがあります。

http://taro-sna.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-eb60.html

この違いのほかに、「GDPデフレーターはできるだけ指数算出に伴うバイアスを軽減することができるように基準年を更新する連鎖方式により作成されています。」とありますように、GDPデフレーターは連鎖方式を導入しています。CPIも連鎖を参考系列で出していますが、本系列は連鎖ではないです。

連鎖ですと、毎年基準年を変えていることになりますから、当然これも異なる要因になります。

最後に感想的な話なのですが、こうやって考えてみると、もともと目的が違うんだから、方法も異なって当然なのではないか、というように、統計メーカーからすると考えてしまうわけです。

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