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2011年1月20日 (木)

ODA

またまた、マニアックでニッチなところについての話です。

政府開発援助について、SNAでどのように記述されるのか、という質問を、複数の人から質問を受けました。

なかなかマニアックな話で、しかも、海外への移転の話になると、国際収支統計との関連も出てくる込み入った話なのですが、少し簡潔にまとめてみます。

まず、はじめに書いておくこととして、海外とのやり取りは、基本的に国際収支統計を用いています。この点は、以前に

http://taro-sna.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-c4ed.html

でも書きましたが、国際収支統計は、基本的にSNAの体系と整合性をとって作成されていますので、SNAに利用するにも微修正ですみます。

この前提のうえで、具体的な中身に入りますと、ODAといってもいろいろな種類があるようなのですが、以下は外務省のHPでして、

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/nyumon/oda/05.html

これを見るといくつかの類型に分かれるみたいです。

まず、開発途上国に対して直接援助を実施する二国間援助と国際機関を通じた多国間援助があるそうで、国際機関を通じたということですので、これは国際機関に対する拠出金などいうイメージでしょうか。そして、これ以外に、二国間援助には、無償資金協力、技術協力、有償資金協力があるということですので、これらの類型別に考えてみます。

まず、国際機関への拠出ですが、海外に対する経常移転になります。具体的には、国際収支統計で、経常移転収支のうち公的のものがあるのですが、この中に、「国際機関分担金等」という項目があり、これが当てはまります。

そして、この金額がそのまま、海外への経常移転ということになりますので、はじめの、国際機関への拠出は、「経常移転(支払)」ということになります。

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