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2010年12月24日 (金)

21年度確報

SNAでは確報(年報)というものも出しています。(QEに比べあまり注目されませんが。。。)

そして、本日、その21年度確報が公表されています。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html#kakuho

ただ、簡単に「21年度確報が公表」というと不正確で、GDPなどの「支出系列」といわれる系列は、今月9日の7-9月期2次QEで公表済みですし、ストック部分の公表は年明けです。ですので、今回は、「21年度確報のうち、フロー編が公表」(ただし、支出系列は公表済み)ということになります。

内容に入ってみると、まず、支出系列は既にお伝えしたとおり、21年度は実質で前年度比▲2.4%と、20年度の▲4.1%の次の、歴代ワースト2位のマイナスでした。これが、マイナスのゲタの影響というのもお伝えしたとおりです。

次に、所得なのですが、国民所得は339.2兆円で、前年度比▲3.6%でした。20年度が▲7.1%でして、それに続いてのマイナスですから、相当落ちてきていますね。水準としては、平成元年度が320.8兆円ですから、それくらいの水準です。20年前に戻ってしまったという感じです。。。

内訳をみると、雇用者報酬が前年度比▲3.6%、財産所得が▲3.2%、企業所得が▲3.7%でした。財産所得と企業所得は、それぞれ20年度は前年度比▲12.9%、▲22.5%でしたから、それよりは下げ止まっているとみるのか、まだ下がっていると見るのか。。。という感じです。雇用者報酬は、20年度が前年度比▲0.9%ですから、やっぱり増えてないということでしょうか。

なお、国民所得とは、国民総所得(GNI)から、減耗と生輸税・補助金を除いたものなのですが、所得面の説明で、なぜこちらを使うのか、私にはいまいち不明なんです。。。

(GNIというのは、昔使われていたGNPの所得概念です。)

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