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2010年12月27日 (月)

21年度確報(2)

続いて貯蓄です。

家計の貯蓄率を見ると、20年度3.2から5.5と貯蓄率は高くなっています。

貯蓄率は、貯蓄を可処分所得で割ったものですので、それぞれを見てみると、可処分所得は、292.1兆円で、前年度比0.1%とほぼ横ばい、貯蓄は16.0兆円と20年度の9.3兆円から大きく増えました。貯蓄はもともと調整項目ですからブレが大きいのですが。。。

貯蓄は、可処分所得から消費を引いたものですが、この家計最終消費支出が、20年度の280.8兆円から21年度で274.3兆円と▲2.3%となっており、そのため貯蓄が増えているという感じです。

つまり、可処分所得が横ばいなのに、消費が前年と比べて減ったので、貯蓄率が高まったという感じです。

ところで、前回、雇用者報酬は前年度比▲3.6%と書いたのに、可処分所得が横ばいなのはなぜかと思うかもしれません。これは、社会給付(年金や失業給付など)の政府から家計への現金の移転が増え、また、給与が減っていることから、税金(所得税)や社会負担(医療や年金の雇用者負担)が減っているためです。また、雇用保険の保険料率も下がっているので、これも社会負担の減に響いてきます。これに加え、エコポイントや自動車補助金などの家計への移転が増えていますので、これで雇用者報酬の減を穴埋めして、可処分所得は横ばいという形になっています。

続いて生産なのですが、こちらはあっさりと。これだけ落ち込んでますので、21年度は生産は全体として落ち込んでいますが、それでも、サービス業のウェートが着実に増えているというのが見て取れます。

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