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2010年12月11日 (土)

7-9月期2次QE(3)

今回は、21年度確報と20年度確々報を反映しています。確報の内容については、また後で書いてみたいのですが、確報の反映と同時に、季節調整モデルの変更を行います。

季節調整モデルの変更は、原則として、確々報の期間までを反映して検討しています。今回、20年は、リーマンショックで大きな影響があるので、モデルも大きく変わるかと思って恐れていたのですが、思ったほどは大きなことにはなりませんでした。

ただ、いくつかの系列について、2008年のQ4から2009年のQ1にかけて、大きな動きが出ていまして、そういった系列については、例外的にもう一年延ばし、確報期間であっても21年度まで期間を延ばし、ダミーの検索もしてみました。

結果として、いくつかの系列にダミーをくわえています。

今までは、財の輸出入にだけ、Rampというダミーが入っていましたが、耐久財と形態別総固定資本形成のうち輸送用機械にもRampを入れております。

季節調整モデルを検討するにあたって、時系列の専門の先生にも意見を伺ったのですが、今回の2008年秋以降の変動は、「1時点のみに発生した」というものではないので、1時点だけの異常として説明するダミーでは表現できないのではないか、というようなことで、いろいろ比較して、といっても、基本的にAICが最小となるモデルを選んだだけなので、手間はかかるもののシステマティックなのですが、それをやって、Rampを導入しました。

(ただし、在庫については、もともとがプラスやマイナスを行ったり来たりする系列ですから、影響が1時点のみに出てしまっていたことから、AICもAOやTCの方が低くなってしまっています。)

このダミー導入の効果はてきめんでして、耐久財などでは、2008年や2010年のQ1などに出ていた、奇妙な尖りがスムーズになっています。

X12では、原則として移動平均ですから、端っこの時点ではなかなかダミーが検出されないのですが、もう一年経てば、もっと多くの系列でダミー検出がされるのでしょうか。。。

というわけで、今回のQEでは、こういったことも対応しています。

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