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2010年11月 4日 (木)

準法人企業(2)

93SNAでは、「準法人企業」については、次のように書かれています。

 居住者である制度単位により所有されているが、あたかも別個の法人であるかのように運営されている非法人企業で、その所有者との事実上の関係は法人とその株主との関係に類似しているものである。もちろん、そのような企業は、完全な勘定の組に記録を保持していなければならない。

もしくは非居住者である制度単位により所有され、長期または期限なしに当該経済領域内において経済活動に従事しているために居住者と見なされている非法人企業を指す。

これで、いくつか特徴が明らかになりました。まず、当然のことながら「非法人企業」であるということ。そして、居住者であれ非居住者であれ、「誰かに所有されているが、あたかも別個の法人であるかのように運営されている」ということです。これははなはだ曖昧ですね。

そして次は、もっと明確な特徴として、「完全な勘定の組に記録を保持していなければならない」とされています。つまり、その非法人企業は、法人格が無いにも関わらず、個別に貸借対照表などの財務諸表が存在する必要がある、ということになります。これは、分かりやすい特徴です。

これは、逆に言うと、その非法人企業は、記録するだけの、貯蓄、資産、負債等を自ら完結して保有していなければならない、ということになるのではないかと思います。そして、そういう非法人企業であれば、「93SNA上は法人企業のように扱う」ということなのです。

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