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2010年10月 3日 (日)

GNPとGNI(3)

そして、GNIとは何かと考えてみます。

国民総所得 (Gross National IncomeGNI)

国民総所得(GNI)とは、一国全体を所得の面から捉えたものであり、概念的には、各制度部門別の「第1次所得の配分勘定」のバランス項目である「第1次所得バランス(総)」を合計したものである(日本では、GNIを支出面からの推計値をもとに推計しているため、統計上の不突合分だけの違いが生じている)。
数値的には、従来の国民総生産(GNP)に相当するものである。なお、名目GNIを実質化する場合は、輸出入価格の差によって生じる所得の実質額も考慮するため、交易利得も加えている。

ですから、「第1次所得バランス(総)」の一国全体の合計値と言うことになります。ただ、「第1次所得バランス(総)」という専門用語自体がわけが分からないですよね。。。

「第1次所得バランス(総)」とは、所得支出勘定のなかの「第1次所得の配分勘定」のバランス項目なのですが、この言い方も分かりにくいです。ですので、できるだけわかりやすく言ってみます。分配面からみた付加価値は、

 雇用者報酬 + 生・輸税 + 固定資本減耗 + 営業余剰

です。念のため言うと、生産面から見た付加価値の合計がGDPです。

「第1次所得バランス(総)」は、この付加価値に「財産所得」の受取を加え、「財産所得」の支払を引いたものです。財産所得とは、利子、配当、賃貸料などですが、ここには海外からのものも含みます。すなわち、前段の「国内」と「国民」の違いはここで調整されています。

そして、これを一国全体で合計したものが、国民総所得となります。名目は、、、

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