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2010年10月16日 (土)

PFI(4)

続いて、「サービスの生産及び消費支出」の段階に行きましょう。

 BOT(Build Operate Transfer) 

民間事業者が施設等を建設し、維持・管理及び運営し、事業終了後に公共施設等の管理者等に施設所有権を移転する事業方式。

出典: 内閣府 民間資金等活用事業推進室(PFI推進室)PFI事業導入の手引き』

については、「民間事業者が施設の管理や運営」するわけですから、施設の管理や運営サービス、というものを民間事業者が生産していることになります。

生産面で見ると、これだけで「サービス業」の生産が増えており、ここから「中間投入」を控除した分だけ、付加価値が増えていることになります。

一方、支出面から見るためには、このサービスを『誰が』、『何のために』購入するかがポイントとなってきます。

まず、民間が「消費支出」する場合を考えて見ます。

民間事業者の場合は「中間投入」に回すことになり、それを用いて新たな生産をすることになります。具体的には、コンサートツアーの提供事業者が公共のホールを借りる場合のようなものです。このコンサートツアー・サービスについては、新たな最終消費支出につながり、それがGDP(支出側)に計上されます。

一方で、民間の家計が買う場合は、「最終消費支出」になります。ですので、そのままGDP(支出側)に計上されます。

最後に、政府が買う場合は、政府の「中間投入」になります。ただ、政府の場合は、コスト積上げになるので、この金額がそのまま「政府最終消費支出」の構成要素として、GDP(支出側)に計上されます。

なお、「政府最終消費支出」についての詳細は、5月12日のこちらをご参照ください。

http://taro-sna.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-f801.html

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