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2010年8月19日 (木)

4-6月期1次QE(3)

引き続き内需ですが、次は民間企業設備投資です。

実質前期比で0.1%でした。3期連続のプラスです。

いつも言うことですが、2次QEでは四半期別法人企業統計調査を入れての再推計となります。なお、今回から、需要側の動きの仮置きの方法を変更しましたので、以前よりは2次QEのときの法季に近い数字となっているはずです(笑)。

続いて在庫品増加です。

実質▲0.2%でした。ご存知のとおり、1次QEでは、製品在庫と仕掛品在庫が時系列モデルによる予測値なのですが、前回の2次QEでお知らせしていたその予測値が▲0.2%でして、そのままの数字となりました。

また、名目が▲0.6%と、実質より相当低くなっています。これは、前回の1-3の1次QEでも少しお話しましたが、石油製品の価格が上がったことが影響しています。

ただ、1-3は、その価格が上がった石油製品の在庫が積み増されたので、名目が高くなったのですが、4-6は在庫が取り崩されたので、名目が低くなりました。4月に寒くて灯油の消費が増えたというのと整合的な結果です。

在庫によるデフレーターの変化は、ただ単に最終消費支出や設備投資に回るまでのバッファーの効果があるので、価格転嫁し切れなければ、結局影響を後ろ回しにするだけということになるのですが、今回は、それが非常にはっきりと出てしまいました。今期、GDPデフレーターの前期比が▲1.0になったことに、これも大きく影響しています。

なお、在庫も、2次QEで四半期別法人企業統計調査を入れて再推計します。

すべて合計して、民需は▲0.1でした。

次は公需です。

政府最終消費支出は実質前期比0.2%のプラス、一方、公的固定資本形成は▲3.4%のマイナスでした。やや公的固定資本形成のマイナスが強く、公需は寄与度▲0.1でした。

民需と公需を合計すると、内需は実質前期比寄与度で▲0.2%でした。3四半期ぶりのマイナスとなっています。

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