« 1-3月期2次QE〔番外編〕-民間企業設備1次QE-(1) | トップページ | 1-3月期2次QE〔番外編〕-民間企業設備1次QE-(3) »

2010年6月16日 (水)

1-3月期2次QE〔番外編〕-民間企業設備1次QE-(2)

昨日の続きです、まず、以下のような系列で考えてみましょう。

供給側

Q1 120

Q2 100

Q3 100

Q4  80

需要側

Q1  90

Q2 110

Q3  90

Q4 110

この季節パターンで、過去からずっと続いていたとします。すると、季節調整後の数字は、需要側、供給側ともに、100で、季節調整済成長率はずっと0%であるということはお分かりいただけると思います。(季節調整はそんなものだと思ってください。)

そうすると、季節指数は、

供給側

Q1 120

Q2 100

Q3 100

Q4  80

需要側

Q1  90

Q2 110

Q3  90

Q4 110

となります。で、統合比率は、供給側0.42、需要側0.58ですから、

統合値

Q1 102.6

Q2 105.8

Q3  94.2

Q4  97.4

となります。この暦年平均も100ですから、季節指数も、

統合値

Q1 102.6

Q2 105.8

Q3  94.2

Q4  97.4

となります。ここで、Q1の供給側が132となったとします。ここで、簡単に計算するために、供給側、需要側、統合値すべてについて季節指数が変わらないとします。

(本当は、そのようなことは無いと思いますが、まあ、長い間ずっとこのパターンで続いていたとしたら、1期だけ数字が変わったとしても、季節指数はそれほど大きく変わらないと考えて良いのではないでしょうか。。。)

すると、Q1の供給側の季節指数は120ですから、季節調整済の供給側推計値は110となります。すなわち、前期比10%となります。

供給側推計値Q1

原系列 132

季節指数 120

季節調整系列 110

ここで、需要側を考えると、

需要側推計値Q1

季節調整系列 110

季節指数 90

原系列 99

となります。ここで、統合すると、

統合値Q1

原系列 112.89

季節調整指数 102.6

季節調整系列 110

となり、季節調整済前期比10%となります。供給側、需要側、統合値すべての季節調整済前期比が同じになりました。

では、ここで、2次QEに法季等の数字がはいり、需要側の2次QEの値が、実際は過去のパターンと同じく、原系列で90だったとします。この場合、

需要側原系列  90

供給側原系列 132

統合値原系列 107.64

統合値季節調整値 104.91

となり、統合での前期比は、1次QEの10%から2次QEの4.9%へと下方改定になったということになります。これは、供給側の季節調整値10%と需要側の季節調整値0%を供給側0.42、需要側0.58の統合比率で求めたもの(大体、4.2%でしょうか?)とは異なることが分かります。

« 1-3月期2次QE〔番外編〕-民間企業設備1次QE-(1) | トップページ | 1-3月期2次QE〔番外編〕-民間企業設備1次QE-(3) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/559179/48649236

この記事へのトラックバック一覧です: 1-3月期2次QE〔番外編〕-民間企業設備1次QE-(2):

« 1-3月期2次QE〔番外編〕-民間企業設備1次QE-(1) | トップページ | 1-3月期2次QE〔番外編〕-民間企業設備1次QE-(3) »

無料ブログはココログ
2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31