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2010年5月22日 (土)

1-3月期1次QE(3)

引き続き内需ですが、次は民間企業設備投資です。

実質前期比で1.0%でした。2期連続のプラスです。

ただ、これは、2次QEで四半期別法人企業統計調査が入るので、まだどうなるか分かりません。

ここで、住宅投資と民間企業設備投資の2つの固定資本形成関係について、住宅は実質0.3、名目0.9、民間企業設備は実質1.0、名目1.3といずれも名目の方が高くなっています。これは、建設の資材価格の上昇を反映しているようです。少し先走りますが、公的固定資本形成についても、同じ傾向が出ています。

続いて在庫品増加です。

在庫は前期比寄与度で見るのですが、実質0.2、名目0.5でした。名目が相当高くなっています。これは、主に石油製品の価格が上がったことで、名目が高くなりました。今期、GDPデフレーターの前期比が0.0になったことに、これも大きく影響しています。なお、在庫も、2次QEで四半期別法人企業統計調査が入るのでどうなるか分かりません。

次は公需です。

政府最終消費支出は実質前期比0.5%のプラス、一方、公的固定資本形成は1.7%のマイナスでした。合わせてトントンというところで、公需は寄与度0.0でした。

このうち、公的固定資本形成については、建設総合統計の当期の進捗率の計算方法の変更の影響が出ていたので、それを調整しています。

調整率の変更自体は正しい方向なのですが、それでもって、一年前と大きな断層を作ってしまうのは、2次統計作成者としてはちょっと困ってしまいます。

なお、公的固定資本形成も実質▲1.7%、名目▲1.0%と名目の方が高くなっています。そして、公的固定資本形成は、10-12月期からこの傾向が出ていました。

すべて合計すると、内需は実質前期比寄与度で0.6%でした。

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